『九龍ジェネリックロマンス』がつまらないという人に見てほしい!九龍城砦に影響を受けた人気作品

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こんにちは!れこぽんです🍋

最近アニメがスタートした
『九龍ジェネリックロマンス』(以下、九龍Gと略)

こちら、私の大好きな作品です。
しかし、アニメ第2話は「漫画と少し違うな…」と感じるところがチラホラ。

気になってネットを見てみると

九龍ジェネリックロマンス つまらない

という検索サジェストが…

調べてみると、どうやら

  • ロマンス要素いらない
  • SF要素をもっと期待していた
  • 九龍城砦のダークな雰囲気が足りない…

など、様々な理由で
「つまらない」と感じる人は一定数いるようです。

今回は、

  • 世界観は好きなのに、九龍Gは合わなかった…

という方に向けて

僭越ながら九龍城砦に影響を受けた作品を紹介します。

東洋の魔窟・九龍城砦とは?

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)とは、かつて香港に存在した巨大スラム街
もともとは海賊から貿易を守るために作られた軍事要塞でした。

九龍城砦がスラム化していった理由

第二次世界大戦後、状況は大きく変わっていきます。

  • 植民地支配国が日本からイギリスへと戻った
  • 中国内戦の激化
  • 政治・経済・治安などの不安定化

こうした理由から、たくさんの難民が香港へなだれ込んできました。

住む場所が足りず、無計画な増築が繰り返され、
次第に無法地帯のスラム街が出来上がっていきます。

まさしくカオスーーありえない人口密度

やがて九龍城砦は

東洋の魔窟
アジアン・カオスの象徴

とも呼ばれるようになります。

最盛期の人口密度は、なんと約190万人/km2
これは畳1枚に3人が暮らしているという計算に。
(ニューヨークの人口密度の約120倍…)

  • ゴキブリやネズミがあちこちで湧く劣悪な衛生環境
  • 高層ビルが密集しすぎて、太陽の光が入らない

昼でも夜のような、どんよりとした世界だったようです。

取り壊しーーその後は?

1984年の英中共同声明により、香港は中国へ返還されることが決定。
その流れで、政府は九龍城砦を取り壊す方針を発表しました。

それから1993年~1994年にかけて解体。
現在は跡地に九龍寨城公園 ができています。

クーロンズ・ゲート -九龍風水傳-【ゲーム】

最初の作品は、PlayStation用アドベンチャーゲーム
クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-』(1997年発売)

知る人ぞ知る、かなり強烈な世界観の名作品です。

九龍Gの作者・眉月じゅんさんは中学生の時にプレイしていて、
ここから『九龍ジェネリックロマンス』の着想を得たと言われています。

ちなみに、赤いベストのお姉さんが、ヒロイン的キャラ・小黒(シャオヘイ)
九龍Gに登場する小黒は、この子のオマージュなのでは…と推測しています。


どんな話?

公式のあらすじは、ざっくりこんな感じ…

九龍城砦をモデルとした「九龍城(クーロンじょう)」が舞台のアドベンチャーゲーム。この世と対なす別世界「陰界」から突如出現した九龍城の風水を正し、
世界の崩壊を防ぐことを命じられた「超級風水師」を主人公とする。
キャッチコピーは「常識は、今のうちに捨てておいてください。

どうやら、

👉九龍の風水を正すために冒険するゲーム

らしい。

あらすじから強烈ですが、
「常識は捨てておいて」とあるように、深く考えてやるゲームではなさそうです。


カルト的人気

発売当初から売り行きが良かったわけではありません。

それでも、

  • 不思議なストーリー
  • 奇妙なキャラ
  • ゲーム内の街の作り込み

など、独特の世界観がじわじわ評価され、やがてカルト的人気へ。
PlayStationを代表する作品の一つ、とまで言われるようになりました。

プレステ版の公式ティザーは見つからず、
VR版のがありました。

ストーリーもキャラクターも良い意味でイカれているようですね。
ただし、キャラクターはグロいのもあるので注意⚠

九龍Gでは味わいきれなかった
迷宮ような街並みを深く体験できそう。

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL【アニメ映画】

なぜ九龍城砦が舞台に?

SFアニメの金字塔と呼ばれる
『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』(1995年)

押井守監督の作品で、原作漫画やTVアニメシリーズとは違う、
独自のテイストで描かれています。

また、作中の街並みや世界観は、
香港・九龍城砦に影響を受けています。

その理由は

  • アジアの混沌を投影
  • 無国籍感
  • 人間意識の拡大
  • 情報で溢れる現代社会

を表現するためと言われています。

物語の舞台は日本ですが、
あえて九龍城砦という場所を映画に取り入れたようです。


あらすじ

西暦2029年、高度に発達したネットワーク社会において多発する
コンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するため結成された
非公認の超法規特殊部隊「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描く。

ある日、某国情報筋から、国際手配中の凄腕ハッカー・通称「人形使い」が
日本に現れるとの情報が9課に寄せられる。
隊長の草薙素子と9課の面々は人形使いの痕跡を追うが……。

映画.com 引用

一言でいうとSF刑事もの

PSYCHO-PASSなどが好きな人には刺さるかもしれません。


ディストピアな世界観

九龍GもおなじSFというジャンルですが

攻殻機動隊の方が

  • ディストピア(社会の暗黒)な雰囲気
  • 哲学的テーマ
  • キャラクターの心理<社会

が描かれていて、SFとしての作り込みが深いです。

ノスタルジアな九龍より
ダークでディストピアな九龍を味わいたい人におすすめです。

トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦【映画】

昨年2024年、香港で大ヒットしたアクション映画
『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』

日本では2025年1月17日から公開されました。

  • 香港映画として歴代1位の動員
  • 第97回アカデミー賞の香港代表に選出
  • 第77カンヌ国際映画祭で高評価

と、世界的にも注目を集めている作品です。


あらすじ

1980年代。香港に密入国した青年・チャンは、
黒社会のルールを拒んで己の道を選んだために組織から目をつけられてしまう。
追い詰められた彼は運命に導かれるように、
黒社会に生きる者たちの野望が渦巻く九龍城砦に逃げ込み、
そこで出会った3人の仲間たちと深い友情を育んでいく。
しかし九龍城砦を巻き込む抗争は激化の一途をたどり、
チャンたちはそれぞれの信念を胸に命をかけた戦いに身を投じる。

映画.com 引用

九龍城砦の再現度が半端ない

九龍城砦の巨大セットは、なんと約10億円をかけて作られたそう。

通路の狭さや雑多な配線、建物の圧迫感。
とにかく細部の再現度がすごいです。

以前、監督(もしくは出演者)の中に、幼少期を実際の九龍城砦で過ごした人がいる —
という話を耳にしました。(ただし、情報源を見失う…!)

ニュース動画の中で、その方が

「九龍城砦というとスラム街という悪いイメージがあるけれど、
実際には温かい人々の暮らしも存在していた」

と言っていたのが凄く印象的でした。

アニメやゲーム内でアレンジされた九龍城砦よりも
九龍城砦の再現度が高い映画を探している人に、まずおすすめしたい作品です。

まとめ

九龍ジェネリックロマンスがつまらない…
と感じた人でも、九龍城砦という世界観はきっと楽しめます。

ここで紹介した作品は、

  • 九龍城砦の空気感をもっと知りたい
  • ディストピアな街が好き
  • SF要素をしっかり味わいたい

そんな人にぴったりです。

どれか一つでも気になった作品があれば、
是非チェックしてみてください。

コメント

  1. 寄り道 より:

    はじめまして、つまらなかった組です
    世界観には面白味を感じるのですが、ヒロインが全く好きになれません
    男性ならミニスカートや露出の高い服を着て頬を染めさせればなんとかなるかもしれませんが、私にはむしろマイナス要素でしかありません
    工藤は男性向け作品でのモテ枠金太郎飴感があって、あーはいはいになりました
    世界観やストーリーが凝っている様なので楽しめたら良かったのですが、なんちゃって大人ロマンス雰囲気作品ではキャラを好きになれないと厳しいのにこんな状態です
    以上、つまらなかった組の愚痴でした
    お邪魔しました

    • れこぽん より:

      コメントありがとうございます!
      登場人物に嫌悪感を抱いてしまうと見続けるのは難しいですよね。
      確かにたまに出る過剰な描写に、一定の人は拒絶反応するだろうな~とは感じます。
      男性向け作品はよく知らないのですが、工藤の『モテ枠金太郎飴感』はちょっと面白いです。
      最近の工藤はだんだん『こわ…』という意味で、私も無理になりつつあります。
      やはり、今作品の好き嫌いは結構わかれるものですね~
      愚痴コメントありがとうございました。

  2. 小童 より:

    九龍ジェネリックロマンスがつまらないと感じているなら、九龍城砦関係の作品を見れば価値観が変わります的な事ですよね?それは違うと思いますね!
    コナンと金田一はミステリー繋がりだけど両方必ず好きかって言ったら違いますよね?
    題材云々じゃなくて単純に作品としてつまらないと思いました

    • れこぽん より:

      コメントありがとうございます!
      なるほど。私の記事が『これを見れば作品の価値観が変わります』的に読まれてしまったのですね。申し訳ありません。
      実際は『九龍城砦は好きなのに、この作品(九龍GR)じゃ物足りない』という人に向けて、ただ別作品を紹介するという意図でした。
      確かに、題材がどうこうではなく作品として楽しめるかどうかは人それぞれですよね。貴重なご意見ありがとうございました。

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