こんにちは!実家ぐらしのれこぽんです。
今期の大本命ドラマ『魔物』がついに放送開始。
見逃し配信で第1話を観ましたが、期待以上の面白さでした!
今回は、1話の感想をまとめてみます。
※ネタバレを含みます。
続きが気になるストーリー展開
予告ティザーやスチールカットから、なんとなくこのドラマは今期の他作品とは違う!というのを感じていましたが、想像していた以上に面白い1話でした。さすが、韓国ドラマの制作陣!飽きさせない展開と続きが気になる終わり方で、「視聴者の心を掴むぞ!」という気概を作品全体から感じました。
期待以上の美しさ…凍也(塩野瑛久)の魔性ぶり
正直、俳優の塩野くんの顔を目当てに見始めたところがあったのですが、そこに関しては期待を裏切らない美しさでした。
1話本編では、まだ凍也(塩野瑛久)の美しさがわかる直接的描写がありませんでした。(あやめに関しては「この弁護士の先生、とっても美人」というセリフがある)しかし、既にネットの記事では「恐ろしいくらい美しい」だったり、あやめ役の麻生久美子さんのコメントでは「魅力の塊」「存在だけで人を惹きつける男性」と語られていたりと、凍也というキャラクターがかなり美しいという設定が窺えます。
夜の姿

実際凍也が登場した夜のシーンは、DV疑惑の旦那という恐ろしさと夜闇にも映える端正な顔立ちから、二重の意味でドキドキ。そして、そっけないセリフと目のお芝居が印象的でした。あやめとのファーストコンタクトはまっすぐ目を合わせていたのに、肝心な妻の事になると何かを隠すかのように目線をそらす(顔に血がついてるけど!)何を考えているかつかめないところに、あやめだけではなく視聴者の心も揺さぶります。にしても、顔が美しすぎる…
昼の姿

そしてそして~日中に白シャツ姿で犬と戯れるシーンはあざとすぎる!!と思うくらい、無邪気さを見せつけてきます。しまいには、あやめのことを下からのぞき込み「もっと笑ったら?」と微笑むお顔が綺麗すぎて、あ~~~!!そんな風に見ないで~!!と恥ずかしくなるくらいです。なんだか距離感近くない…
凍也の魔性ぶりは、夜と昼のシーンから対称的に描いたことで、よりわかりやすく表現されていました。
ドロドロ×映像の美しさ
ドロドロ不倫劇を描いた、人気韓国ドラマ『夫婦の世界』という作品があります。(Netflixで観れる)この作品を制作したのが、今回の『魔物』の原案・監督・プロデューサーに関わっている韓国のスタジオSLLなんだそう。
Twiceのモモちゃんが一番好きな韓国ドラマとして観ましたが、私には合いませんでした。途中、何度も観るのを辞めたくなるほど(でも気になって最後まで観てる)登場人物たちの愚かさに心が挫けそうでした。それぐらいドロドロしています。でも、あの怒涛の展開と気になる終わり方で引き込ませる力は本当にすごい…。
今回の『魔物』もDVや不倫というヘビーなテーマを扱っているので、きっとドロドロという面では『夫婦の世界』の系譜を受け継いでいるはず。1話はそれほどでしたが、夏音(凍也の妻)が既婚者マウントをとってきたり、陽子が夫に相手にされず不満からトマトを握りつぶしたり、奥太郎が妻にワイングラスをぶん投げるなど、なかなかハードです。
しかし、そこへ韓国ドラマ特有の映像の美しさを掛け合わせていることによって、泥沼展開が緩和され幾分か観やすくなっています。あやめと凍也の日中の傘のシーンは(韓国ドラマあるあるらしい)お二人の美しさも相まってうっとり♡また、冒頭と最後に流れる音楽の入り方がドラマチックで引込まれました。
どうかこのドラマでは、地獄のような展開だけではなく、汚い感情の中に埋もれている美しいシーンもたくさん描いて…と個人的には期待しています。(多分そうならない気がするけど…)
セリフが字幕っぽい?DVに対する倫理観が甘すぎないか…
私の中では全体を通して好評価の『魔物』第1話。ただ、どうしてもセリフ回しに違和感があるところも…
※このシーンだけセリフに違和感があったので伏線かもしれません。
中盤あたりで、あやめが犬を追いかけ凍也が住まう離れに辿り着いたシーン
凍也:「わかるな、(妻が)あなたに話したくなる気持ちが」
あやめ:「年上をからかわないで」
え!?唐突にあやめ先生が怒り出したんだが…なんで?
凍也のセリフの真意はおそらく「迷惑をかけても夏音(凍也の妻)の身を心配してくれるあなた(あやめ)に相談したくなる人の気持ちがわかるな」じゃないかと。(私はそう受け取った)しかし、あやめのセリフは「年上扱いをしないで」となぜか年齢をからかわれたと受けとっていることが、どうしても不自然に感じます。(突然被害妄想した人みたいになってる)
『魔物』は年齢差のある恋愛を描くドラマでもあります。立ち戻って考えると、ここでの凍也のセリフは「年上のあなた(あやめ)」という意味なんでしょうね。しかし、前後の状況だけでそう受け取るのには少々無理がありませんか…?そもそもエイジズム的なセリフは冷めるのだが。
こういったセリフの流れがおかしい点は、韓国の原案を日本の制作陣が脚本に起こしているせいかもしれません。おそらく韓国語だと自然に繋がるところが、日本語にすると不自然になっちゃうのかしら。字幕がそのままセリフになったように聞こえます。
もし仮に、その前の文脈で「妻も僕も謝ったのに、心配してくるあなたってちょっと抜けてるよね笑」っていう意味なら、凍也は真剣に相談を受けた弁護士を舐めたとんだ世間知らずだし、あやめの恥ずかしそうな反応も弁護士としてふさわしくない。(ここで怒るところです、あやめ先生!)真っ当な弁護士だったら、どんなにイカれた女の相談でも心配するのは当然では?フィクションといえどDVに対する倫理観が甘すぎやしないか?ともモヤモヤしました。
おそらくここは、妻・夏音のDV被害が偽りであるということを前提にした会話なのかもしれません。
どっちにしても、凍也とあやめの一番の見せ場のシーンなのに、セリフとキャラクターの心の動きが繋がらなくて(私の中だけかも)、個人的に残念なポイントでした。
来週は…?
それにしても、塩野くんの横顔は本当に美しかったですね。特にから鼻から口のラインが…⭐
次回予告では鍛え上げられたバキバキの上半身が映り込み、思わず悲鳴をあげました。
来週は、いよいよあやめがチゲ鍋をブチかけられるシーンが…
他にもあやめ先生と凍也のキスシーン?濡れ場?がありそうですし。一体どうなっちゃうのでしょう…
楽しみです!
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