【映画化決定】ドラマ『あの日の君と』中国でヒットした4つの理由

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こんにちは!れこぽんです🍋

Netflixで配信されている
中国ドラマ『あの日の君と』

日本ではまだ知名度が高くありませんが、
中国ではすでに今年のヒットドラマとなっています。

私自身、軽い気持ちで観始めましたが、
中国でウケたのも納得するポイントがたくさんありました。

さらに最近では映画化も決定し、
本国での人気はますます加速しています。

今回は、
『あの日の君と』がなぜ中国でここまで支持されたのか。
その理由を、私視点で4つに分けてまとめてみました。

中国でヒットした理由①:白敬亭&章若楠のビジュアル完成度

まず、わかりやすく挙げられるのが
主演二人のビジュアル完成度です。

  • 白敬亭(バイ・ジンティン):色白で黒髪、クールでありながらも目元のやさしさが特徴的
  • 章若楠(ジャン・ルオナン):可愛さと儚さと兼ねそろえた絶世の美女 佐々木希に似てる

私自身、内容を全く知らないで観始めましたが、
ティザー映像を観ただけで、
「この二人をもっと見てみたい」
と思わせる力がありました。
それくらい、圧倒的なビジュアル

実写化が発表された当初は、キャスティング批判も起こりました。
原作小説の人気が非常に高かったことから
「イメージと合わない」という声が多く上がったそうです。(実写化あるある)

しかし、放送が始まると
キャラクターの再現度の高さが評価され、
否定的だった声が好意的に変わりました。

どうやら中国では、主演俳優の顔立ちだけでなく
ーー並んだときの相性(CP感)ーー
をとても重要視する風潮があるみたいです。

そのため、ティザー段階で
「二人が並んだときの説得力」が、
作品評価にも影響したと考えられます。

中国でヒットした理由②:自然な恋愛描写×徹底した映像美

『あの日の君と』が多くの視聴者を惹きつけた理由のひとつが、
わざとらしくない自然な恋愛描写です。

『逃げ恥』にも似てる契約同居&少しずつ近づく距離

この物語は序盤で
〈契約同居生活〉というシチュエーションから始まりました。

この設定は『逃げ恥』と少し似ていて、
最近の王道恋愛ドラマ的なわざとらしさを感じつつも
二人の距離が縮んでいく過程は自然でした。

例えば

  • 桑延がさりげなくごはんを作る
  • 買い物はきっちり別会計にしようとする温以凡
  • ホラー映画を観ていたときの距離感

など・・・
恋愛ドラマだったら、もっと甘いシーンにしてもいいところを
『あの日の君と』では不自然に距離を詰めていきません。

最初から大げさではないからこそ、
夢遊病の温以凡がハグするシーンはドキドキ♡

都会で暮らす男女の恋愛事情を自然に反映できていたところが
中国の若者たちの共感を呼んだのかもしれません。



本作が、普通の恋愛ドラマで終わらないのは、
映像の美しさへこだわりがあるからです。

台湾版『イタキス』の監督による美しい演出

監督を務めた瞿友寧(チュー・ヨウニン)は、
台湾版『イタズラなKiss』など、少女漫画原作のドラマを数多く手がけてきた人。
美しいカメラワークや、小道具・光の使い方が特徴的です。

また、ラブコメよりメロドラマ的要素の方が強いので
落ち着きのあるロマンチックさが漂っています。

特に印象的なのが、
**「冬」や「雪」の演出❄**
全体的に冬のシーンが多く、作品を象徴するように描かれています。

OPにもある、ちらちらと雪が降る中を歩く温以凡の姿は
愛称の「霜降」(二十四節気の)にちなんでいます。
また、二人が再会したのが中国の「春節」(新年)にあたる時期で、
大晦日の夜、車越しで目が合う場面は幻想的。

まるで、温以凡が抱える寒々とした心の傷に
桑延のあったかい愛情が染みるような…

そんな、キャラクターの心情が
映像の美しさとして表れているところに
こだわりを感じられます。

中国でヒットした理由③ 海のように深い愛をもつ桑延 

『あの日の君と』がヒットした背景には
白敬亭演じる桑延の人気も、大きく関係しているのではないでしょうか。

桑延は、温以凡の高校の同級生であり、元思い人。
序盤はかなり不愛想な人物として描かれています。
温以凡に対し
「お前は今も自分のことが好きなんだろ」
的な発言が多くーー俺様キャラーーにも見えます。

しかし、物語が進むにつれ
その態度の理由が、自信のなさだったことが明らかに。
本当は全身全霊で相手を振り向かせたいのに
過去にこっぴどくフラれたせいで、それができない…
そんな桑延の葛藤と不器用さが、ギャップとして多くの視聴者を魅了しました。

こういった、ツンデレキャラが人気になるのは珍しくありませんが、
桑延の場合、デレの部分が「照れ」や「甘え」ではなく
行動で愛情を示していく「誠実さ」なのです。
そして、その愛情はとてつもなく深いです。

作中、

「あなたは死んだお父さんの使いなの?」

という温以凡のセリフがありました。

彼女にとって、愛情を注いでくれる唯一の存在だった父。
そんな父と同じくらい、自分を愛してくれる桑延に涙します。

ここまでピュアで一途なキャラクターは珍しいです。
彼の人気がドラマを盛り上げたことも、ヒット要因の一つと言えます。

中国でヒットした理由④ 地に足がついたロマンスだったから

『あの日の君と』でなにより魅力的だったのは、
地に足のついた雰囲気です。

最近のドラマでは
財閥御曹司、バリキャリのヒロイン、壮大なファンタジー、等々・・・
豪華絢爛なドラマが人気です。

確かにエンタメとして楽しいですが、
私個人は観すぎると疲れてしまいます。

対して『あの日の君と』は、
都会で生きる、あくまで普通の男女の物語です。

温以凡は、いつもは物腰柔らかいテレビ記者ですが
大きなトラウマを抱える女性。
桑延だって、ルックスや実家の太さで判断されがちだけど
会社で働きつつ経営もする、社会で奮闘する若者です。

二人の美男美女っぷりはちょっと非現実的ですが
それぞれの心の弱さや生き辛さが見えると、
現実で生きる人と変わらないなと思えてきます。

また、劇的な展開で恋愛関係が進むのではなく、
重くて暗い過去をもつ女性が、
ゆっくり心を開いていく姿が描かれています。

このように現実味のある描写が積み重なることで
「こうだったらいいな・・・」という理想的な恋愛を
リアルに思い描きやすくなるのです。

競争が激しく、格差も大きい中国社会。
そんな環境で生活する中国の若者にとっても、
背伸びしすぎず、日常の延長線上にあるような恋愛の方が、
より深く響いたのではないでしょうか。

堅実で地に足のついた物語だったからこそ、
『あの日の君と』は多くの共感を集めたのだと感じました。

気になる映画化は?

どうやら映画化の方はキャスト入れ替えになるそうです。

私は、このキャストとドラマならではの雰囲気が好きなので
変に続きとしての映画化よりも、全く別物として作られるなら、
それはそれで良かったな・・・と勝手に安心してます。

とはいえ、新しい映画化にも期待したいですね。

最後まで記事を読んで下さりありがとうございます。

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