寝かせ玄米とグルテンフリーを3ヶ月続けた結果

ALL

こんにちは!

最近、健康に気を遣うようになったれこぽん。

主食を『寝かせ玄米』にし、『グルテンフリー』を実践し始めて約3ヶ月が経ちました。

今回はその結果をまとめていきたいと思います。

なぜ「寝かせ玄米」&「グルテンフリー」を始めたのか

きっかけは原因不明の体調不良

私が「食」を気にするようになったきっかけは、原因不明の体調不良が続いていたからです。

というのも、昨年末に結膜炎蕁麻疹胃腸炎の症状が立て続けに現れました。

急いで病院に行き、薬でなんとか回復。しかし、蕁麻疹と胃腸炎はその後も繰り返されました。

結局どのお医者様も原因不明と言うだけで、薬による対処療法しかできないとのこと。

これでは根本的な解決にならないと感じるようになりました。

「あんなに辛い思いをして胃カメラまでしたのに、問題なし。だったらあの胃炎はなんだったの…?医者も原因を突き止められないなら、まず自分でできることをしよう」と…

そこで思い浮かんだのが、食事を見直すことでした。

なぜ「寝かせ玄米」と「グルテンフリー」なのか?

石原さとみも食べているという『寝かせ玄米』

「寝かせ玄米」は単純に味への興味があったからです。

以前女優の石原さとみさんが何かのメディアで、酵素玄米のことを「もちもちして美味しい」と仰っていて、どんな味なんだろう…とずっと気になっていました。なにより、あれだけの美人さんが食べているならきっと美容効果も高いはず!という期待もありました。

そして普通の玄米より消化に良いというのも理由の1つです。

胃炎になってからできるだけ消化に良いものを採るよう心がけていました。実際に寝かせ玄米を食べ始めてから胃に負担がかかっている感覚はありません。

もしかして、大好きなパンのせい…?

元々、私はパンが大好きです。お昼は食パン一枚か菓子パンなどで軽く済ませることが多かったです。美味しそうなパン屋は必ず立ち寄りますし、東京土産はパンを買って帰るくらい私も家族も好んで食べていました。

なので、パンを食べないという選択肢すらありませんでした。

ある時、私の体調不良を知人に話すと「グルテンを控えてみては?」と勧められました。実はその方も胃を痛める身体がだるいなどの不調に悩まされていて、毎朝パンを食べるくらい大好きだったそうです(私と似ている)

「パンは中毒性がある気がする。たまにならいいけど、常食は身体に合わないのかもしれない」と、思い切ってパンを控えたら「なんとなく身体が軽くなった」と症状に変化が起ったそうです。

その人との会話から、もしかして大好きなパンが胃に負担を掛けていたのでは?と今までの食生活を振り返ると、心当たりがチラホラ…。そんな疑念がグルテンフリーをはじめるきっかけとなりました。

もちろん、グルテン=悪とは全く思いません。今もたまにパンを食べます。でも、自分にとって何が良くて悪いのかは結局試してみないと分りません。今はその実験をしている最中です。

実際の食事内容は?

現在の食生活をおおまかにまとめると

  • 朝晩は酵素玄米。昼は白米。
  • 基本的に和食
  • 酵素玄米+味噌汁をマストにする
  • おかずはタンパク質+野菜が採れているか

以上を意識して食事を考えています。

おかずは日によって十分に採れてないこともありますし、昼は面倒くさくなってバナナ一本で済ます事もあります。毎日規則正しく食べるのは大変。出来る範囲で続けられればいいか…ぐらいのゆるい気持ちでなんとかやっています。

以下は最近の食事の一例です。粗末ですが温かい目でご覧下さい。

朝食

  • 酵素玄米
  • サツマイモとオクラの味噌汁
  • レタスと鶏ハムのサラダ
  • 焼き鮭

この日はちゃんとタンパク質と野菜が採れている気がします。多分…

  • 酵素玄米
  • 豚汁
  • だし巻き卵

前日の残りの豚汁と、おかずがなくて適当に作った巻き卵。多分バランスは良くない。

昼食

  • おいなりさん(白米)
  • 中身のご飯は、すりごま、れんこん、ミョウガ、紅ショウガ

この日は余裕があったので、母とおいなりを作りました。家で作るおいなりは好きですが、握るのが面倒なので滅多にやりません。

  • 明太子ご飯

お昼は出来るだけ軽くしたい…麺類だと簡単ですが、グルテンフリーのものとなると限られます。以前はフォーを茹でて食べていたのですが、自分じゃ全然美味しく作れませんでした。

最近は面倒くさくなって、お昼は普通に白米を食べています。土鍋で一度炊いて、残りを冷凍保存すると楽です。

夕ご飯

  • 酵素玄米
  • じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
  • キュウリとミョウガの漬け物
  • 鶏と玉ねぎの卵とじ

酵素玄米単体の味が強いので、親子丼にはせず別で頂きます。

  • 酵素玄米
  • 豆腐とえのきとオクラの味噌汁
  • キャベツの千切り
  • 手羽先の筑前煮風
  • あじフライ

あじフライはスーパーで買ってきた総菜です。本来は揚げ物も控えた方が良いのだろうけど、もの足りない時は普通に食べます。

食生活の工夫

酵素玄米に頼りすぎない

初めたばかりの頃は、お茶碗一杯の寝かせ玄米を食べただけで満腹感があり、他のおかずが不足気味に。身体の調子は良いけど頭がスッキリしない感覚がありました。(猛暑のせいもあるけど)そこでタンパク質や補食をとりいれてみたら、疲れやすさが改善しました。

巷では「酵素玄米を食べていればおかずはいらない」「一汁一菜」等推奨されていますが、私の場合栄養不足になっていたのかもしれません。確かに酵素玄米の栄養価は高い。ですが、やはり食事はバランス良く、1つに頼りすぎないようにするのが大事なんだなと実感しました。

グルテン×砂糖×油×乳製品の4コンボを避ける

一部の界隈では、グルテン・砂糖・油・乳製品は『四毒』と呼ばれており、体調不良を招く原因になるという説があるそう。

私の場合、この4つを大量に摂取してきた自覚はあります。ですが、これらを完全に断つの難しく、そもそも四毒を抜いたからといって健康になるかはどうかは疑問。

ならば全てを完全に避けようとするのではなく、とりあえず

グルテン×砂糖×油×乳製品の組み合わせ=4コンボだけは避けよう、という心がけをしています。

例をあげるなら

  • 菓子パン全般
  • コンビニスイーツ全般
  • ○スタードーナツ、シャ○トレーゼ(洋菓子チェーン店)

等々…このあたりは4コンボの商品が多いです。

どれも美味しくて好きでしたが、最近は近寄らないようにしています。

甘いものが食べたくなったらおはぎにする

それでも、本来の私は三度の飯よりスイーツを食べたい…派なのです。

特にシュークリームやチーズケーキが大好き。でも、そのほとんどには大量の砂糖と小麦が使われています。

なので、どうしても甘いものが食べたくなった時はおはぎを食べます。粒あんは苦手でしたが、美味しいきなこのおはぎを発見してから食べれるようになりました。ケーキ一個を買うより安いし腹持ちも良いので、とても気に入っています。

3ヶ月続けた結果

約3ヶ月間、朝晩の「寝かせ玄米」と「グルテンフリー」を続けて変ったことをまとめると以下のようになりました。

悩んでいた蕁麻疹が出なくなった

毎晩身体のどこかに現れていた蕁麻疹が出なくなりました。今も小さな湿疹が出ることはありますが、以前と比較するとだいぶ落ち着きました。食生活を変えて症状が緩和したということは、やはり何かの食物アレルギーだったのかな…。病院嫌いですが、そのうちアレルギー検査には行こうと思います。

イライラが減った

寝かせ玄米とグルテンフリーをはじめて一番驚いたのは、イライラが減ったことです。

今まではお腹が焼けるようにあった怒りの感情が、最近は「どうでもいいや」「まぁ、そんなこともあるか…」で落ち着けるようになりました。

もしかしたら食べ物が理由ではないのかな…。でもそれ以外で変えたことはないので、やはり食生活はメンタルに影響を与えると実感しました。

お通じが良い

これは絶対「寝かせ玄米」のおかげだと思います。以前よりスッキリ便が出るようになりました。

「ちょっと水分が足りなかったかな」「今日は硬すぎるな」と毎朝うんちチェックをしています。綺麗に出ると嬉しいです。

体重が減った

最初の2ヶ月は体重変化がありませんでしたが、3ヶ月目に突入したあたりから減っているのに気付きました。私がだいたい-1kgで、一緒に玄米を食べている母(グルテンフリーはしてない)は-2~3kgでした。

とにかく「寝かせ玄米をどう主食にするか?」に力を注いできたので、それに合うおかずを考えると、基本的に和食(ヘルシーなもの)になります。おそらく寝かせ玄米・酵素玄米そのものより、寝かせ玄米を中心とした和食が私の身体に合っているのではないかと考えています。

味覚が敏感になる

最近はたまに外食で思いっきり食べると、舌に違和感を感じるようになりました。『グルテンフリー』にすると自然と加工食品を食べなくなったせいか、身体に入ってくる添加物に敏感になった気がします。ビリビリと舌の上に残る感じがしてなんとなく気持ち悪いんですよね。

実践してみた率直な感想

パンを食べなくても意外と平気

あれだけパン好きで食べれないとソワソワしてたのに、いざ試してみると『すごく食べたい!』という衝動が減っていき、今は食べなくても平気になりました。

逆に、今まで何であんなに食べたかったんだろうと思うくらいです。もしかしたら、すぐ食べられる「手軽さ」やグルテンに含まれる「中毒性」みたいなものゆえに選んでいたのかなぁ…とも。

「もう食べられない」じゃなく「食べなくても大丈夫」と気づけたことが、今回グルテンフリーをやってみて得られた大きな成果かもしれません。

寝かせ玄米を作り続けるのがめんどくさい

栄養価が高く消化も良い『寝かせ玄米』

しかし、白米と比べると作るのに手間と時間がかかります。

私の場合、玄米を浸水するのに最低6時間~丸一日。圧力釜で炊くのに約40分。蒸らしに1時間。そこから保温器に移動させて三日間。その間一日一回かき混ぜる。重たい圧力釜を洗う等々。常食をするためには、この作業を週2回やらなければいけません。

完成してしまえば数日間はもつので楽ですが、作り続けるのは結構面倒くさい…というのが正直なところ。自分にとって楽に続けられる工夫を見つけるというのが今後の課題です。

完全グルテンフリーの食材を探すのが難しい

『主食のバリエーションを白米・酵素玄米以外で増やしたい』

そう思うものの、手軽に食べられる完全グルテンフリー食材がなかなか見つかりません。都市部には輸入食品スーパーなら沢山ありそうですが、私が住まう田舎のスーパーにはないので、さすがにネットで試してみるしかなさそうです。

まとめ

果たして、この『寝かせ玄米』+『グルテンフリー』が正しいかどうかは分りません。そもそも、米の値段が高騰している現在、物理的にこの食生活を送るのが不可能になりえるのです。

ただ、この食生活を実践したことで以前より身体の悪い症状が緩和し、精神的にも良い結果をもたらしてくれました。それを知れたことは、私にとって何にも代えがたいことなのです。

お金を稼ごうにも、好きな趣味をやろうにも、何かを頑張るには『健康』でなければできません。自分の人生を歩むためにも、食生活を整え一番良い状態を作るのは大事です。それをこの機会で学びました。

このレポが、私のように原因不明の体調不良で悩んでいたり、食生活を見直す人の参考になれたら良いです。

次回は、私流『寝かせ玄米』の作り方をまとめたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました